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名古屋友禅と四間道
 第2回 わらく会 
昨日、13日に終了しました。

今回は「那古野の街を歩く 名古屋友禅と四間道」と題し、西区の堀部工房さんを訪ね、名古屋友禅のお話と、色挿し体験をしました。

名古屋友禅の歴史や、制作の工程、現状のお話を堀部先生からお聞きし
そのあとは、色挿しの体験
そして、先生の着物など、すばらしい作品も拝見できました。

名古屋友禅は、京都の友禅と比べるとやはり、ネームバリューがなく、呉服屋さんも昔はあえて名古屋友禅と称して販売はしなかったとか・・・失礼な話ですね。

京都や加賀に比べると、華やかさはないものの、逆に名古屋友禅の特色であるその抑えた色調は、現代の洋服感覚でシックに着れるような気がしました。
もっと、名古屋友禅のよさを前面に押し出し、誇れるものとして世に出るべきだと感じました。

IMG_2503.jpgIMG_3042.jpg
まずは、先生から名古屋友禅の工程の説明です。
机の上にある、竹の棒は、伸子(しんし)と呼ばれる道具で、布に張って、ピンとさせるものです。
右上が、先生が下絵を描いてくださった、ハンカチに伸子を張った状態です。
こうすることで、生地を机の置かずに、浮かせた状態で描くことができます。

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今回は、その日に持って帰れるようにするため、乾きが速い顔料系の染料を使っています。
筆に含ませる染料の量や、筆の動かし方など、ぬり絵のように簡単に見えて、なかなか思うようには塗れません。
みんな、カニを食べているときのように、無口になって集中しています。

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左上が私が色挿しを終えたところ・・・・なんだかぼんやりしてます。
それに、先生がちょこちょこっと手をいれてくださると、みるみるうちに生き生きとしてきます。
これがプロも技というものですね。

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上が、仕上がったところです。薔薇のつぼみの、グリーンのがくの先の方に、先生が赤の細~い線を挿してくれました。なんだか色っぽくなりました。

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上の2点は、堀部先生独自の染色技法「樹光染め」です。
天然の葉を使って染められています。
使う色合いによって、四季の山々のようで、とても美しいです。

IMG_0878.jpgIMG_7544.jpg
左上は、全て手描きで、アダンの実や蘇鉄、エンゼルトランペットなど、南国の植物が描かれ、奄美の画家、田中一村の絵画のようです。迫力です。
右はお仕立て前の黒留袖。平安絵巻のような雅やかな図柄、とても細密に描かれていて、豪華です。

体験も楽しかったし、先生のすばらしい作品も見せていただけて、有意義な時間を過ごせました。
私も、貯金をして、いつか、樹光染めの訪問着をお誂えするぞ!・・と夢見るのでありました。
posted by: ARTE DIVA | わらく会 | 23:33 | comments(0) | - | - | - |